神威杏次 official blog

【俳優・脚本・演出家 カムイキョウジのモノローグ】主に、好きな映画の話に絡めて、神威が意味不明なことを書いているブログ。◆映画の話はネタバレご注意◆

ブログ

ほとんどの人が勘違いしている?『太陽がいっぱい』の名セリフ

僕は、40年以上、ずーっと勘違いしていたのかも知れません、 「太陽がいっぱいだ。‥最高の気分だ。」 アラン・ドロンの『太陽がいっぱい』の超有名なセリフですが、あれ、ほとんどの人が信じている意味ではなく、本当はまったく違う意味のセリフだった…?と…

軽くゾ~ッとしたお話

先日、背筋が寒くなる出来事があった。 時間は19時すぎの帰宅ラッシュ時。某線・某駅で人身事故が発生。 僕が駅に入った5分ほど前の出来事らしく「当駅で人身事故が…」のアナウンスが怖い。いろんなことを注意しながらホームに上がると、当該電車がホームの…

「俺に言わせりゃ」

「俺に言わせりゃ」って変な言葉だ。 最初が一人称で「俺」なのに「言わせるとすれば」と続くもんで、じゃ言わせてるのは誰だとなるんだけど、実際は誰も意見してくれなんて頼んでないわけで。 訳してみる。 「私に意見させていただくならば」 …そんなに遠慮…

壊れかけのアンテナ

きっと僕は、地上波を15分以上みると死んでしまう病気なのだと思う。 地上波テレビを観なくなって久しい。観ないというよりは、観ていられない。テレビ…特にドラマやバラエティなど一切見なくても、自分にとってはなんら問題なく生きていけることは実証済み…

T2 トレインスポッティング…は、マズい気がする。

そんなもの作ってしまって大丈夫なのか?と思う。 「歳をとるのはクソだってことか?」「そういうことになるな。」 20年前に彼らが言っていたことが本当だとしたら、スクリーンにはどんなクソが出てくるの?ってことになる。 ========= 1996年「トレインスポ…

がちょ~ん

例えば正義のヒロインを撮るとします。そこで、どのシーンを撮って視聴者に見せるかを選択します。 ヒロインが悪を倒しているところを見せるか、ウンチしているところを見せるか考えます。そのとき、どちらにしろ彼女は正義のヒロインなのですよ。悪を倒して…

肩書き論争…なんてことになっていたらしい。

今さらながら「肩書き論争」なるものが起こっていたらしい。 俳優なんて自由業が長い(長かった)僕らの間では、とっくの昔に散々繰り広げられた話ではありますが、自由な生き方…なんてものが増えてきた昨今、あらためて再燃するのも当然の成り行きなのでし…

「猫がどうして可愛いのか?」を考えてみた。

「猫がどうして可愛いのか?」を考えてみた。 「鎖骨があるから」 鎖骨があることによって「抱きかかえる」仕草が可能になる。 鎖骨が「猫パンチ」を生み出す。鎖骨バンザイ。 ▼鎖骨があるから隣の呼び鈴も押せます。 自分の呼び鈴を使われた後の右の猫のリ…

「見た目か中身か?」は知らないけど、ハン・ヒョジュが好みであることはわかる

異性を選ぶときに「中身が大事か、見た目が大事か」なんて語り尽くされた話題…。 あらためて考えても、「中身が大事」と「見た目が大事」が明確な反対語ではないから、いくら議論しても答えが出ないわけです。 中身はある程度見た目に出るし、見た目によって…

たまには黙ってお酒でも。

みんなに「かわいそう」と思われる状況って、意外に幸せなのです。 だってそれは「理解してくれる人がいる」ということだから。

かわいいって素晴らしい……のか。

可愛いって素晴らしい。 赤ちゃんが可愛いのは、その子がきちんと親の愛情を受けられるようにと、より愛されるようにと、神様が可愛く作ったのだと聞いたことがあります。 ところで、どうして人間はロボットを可愛く作るのだろう。 それはきっと、同じ意味で…

ITS ONLY PAPER MOON

ナンバーワンよりオンリーワン…なんて言い方に感動している感じがウザい。 オンリーワンて、どこか傲慢なイメージがあるのです。 ナンバーワンでいいやん。 <広告> // ==== 「ナンバーワンにならなくてもいい。元々特別なオンリーワン。」ってことなんだ…

キングコングとエマ・ストーン

予告編に出てきたキングコングの顔とエマ・ストーンのどアップ顔が、僕には同じに見えた。 エマ・ストーンがキングコングに似てるという話ではない。IMAXのスクリーンの話と、話題の「ラ・ラ・ランド」を観たって話。 (ブログ後半はネタバレありです。途中…

不気味の谷と3Dアニメ

以前から、劇場版ドラえもんに出てくる、のび太やしずかちゃんに嫌悪感があった。 「好き」とか「嫌い」じゃなく「怖い」。 どうやらその理由は「不気味の谷」。 3Dアニメの登場人物(動物)の造形が、僕にとっては不気味の谷に抵触しやすいらしい。 <広告…

「わんわん!」と「にゃ~にゃ~!」

男女のケンカって決着がつきません。 どちらかが疲れて終わることはあっても、どちらかが折れて終わることはあっても、明確な勝敗はつきません。 なぜなら異種格闘技戦だからです。陸の上では虎が勝つ。海の中ではサメが勝つ。 違う動物だからです。むしろ決…

面白くないからだ。

昔は、みんな悪ぶっていた。自由な人間に見られたいと頑張った。 なぜなら、世の中がマトモすぎたからだ。そこでマトモに生きても面白くなかったからだ。 今は、みんなマトモぶっている。堅実な人間に見られたいと頑張っている。 なぜなら、世の中がムチャだ…

メアリー・トッドが呼んでいる。床に着く時間だ。

最初から、女の目のまわりには青タンがついていた。 以後、デイジーのやることなすこと全部がジワジワとツボに入ってきた。 あ、デイジーとは女の名前だ。 絞首刑にされるためにレッド・ロックに向かってる女の名前。 <広告> // デイジーと手錠でつながって…

なぜか「泣き顔」

今、ところどころの駅のホームで某・新作映画のPV動画が流れています。 そこでブラッド・ピットの泣き顔が出てきます。通りすがりに横目で見ながら「相変わらず素晴らしいなぁ~」と思っていました。 映画でも実生活でも「泣き顔」の破壊力って凄い。 <広告>…

滑稽な大人たち 無茶な子供たち

大人のやることが滑稽に思えた。 タバコなんて臭いモノをどうして吸うの?ビールなんて変な飲み物をどうして飲むの?美味しいマグロにワサビを塗ってわざわざマズくして食べるのはなぜ?首から布をぶら下げるのはなぜ?なんでカーッ…ペッ!ってやるの?なん…

ブログの引越とWORDPRESSと20世紀で最もビキニが似合う人の話。

いつも書いてるブログのURLが変わったので、ひとまず【お知らせ】がてら。 ブログは、アメブロからはてなブログに移行させて、ついでに本日からオリジナル・ドメインにしたって話なんですけども。 <広告> // そういえばWORD PRESSって今まで触ってなかったな…

日加の恋愛観・結婚感の違い

先日、カナダに12年住んでいたオンナ友達と、ゆっくりお酒を飲む機会があり、自然に、海外生活のことや、日加の恋愛観の違いなどを興味深く聞かせてもらう流れになったわけです。 <広告> // ここで具体的なエピソードを書けばわかりやすいのですが、そこは…

今そこに無い景色

僕らには見えていない風景があるんだ。 【風景1】でかい人(男) でかい人はお酒を飲んで上機嫌で駅に向かって歩いていました。道すがら、誰かとバカ話を続けながら歩いています。楽しかったね♪めでたしめでたし。【風景2】知らないひと(男) 知らない人は…

10回のうち1回の法則と、実はひどい話な映画『卒業』

10回のうち1回、良い事があれば、人間は生きていける。9回のキツさを吹き飛ばすほどの1回である必要はあるけども。 必要なのは「9」を受け入れる覚悟と、「1」がとてつもなく大きい「1」であると気づくこと。 実際はもう少し多いでしょう、良い事も。ただ、…

『狐とハリネズミ』の真意

『狐は多くのことを知っているが、ハリネズミはただひとつ大事なことを知っている。』 この有名なギリシアの古い詩片は、現代では、キツネとハリネズミの「二つのタイプ」と解釈されて、主に経営学、帝王学として、ビジネス指南書などで引用されています。<…

僕のおっぱいを探しにいこう。

僕のものだったおっぱいを弟にとられた。生まれたばかりの豚みたいな醜い弟に。僕は僕だけのおっぱいを探すことにした。 <広告> // 女の人の中にはミルクがたくさん詰まってる。そのミルクは男の人が毎晩注入しているんだ。街におっぱいがやってきた。パリか…

ゴーマンの罪とココロの問題

いつからか…自分以外のすべての人が、同じ顔、同じ声になっていた。 著書の講演会の仕事で訪れた街。 <広告> // タクシーの運転手もホテルのフロントマンも街行く人々も、全員が同じ顔、同じ声をしている。性別に関係なく決まって野太い男の声だ。 ホテルの…

からくり人形の悲哀

オートマタとは西洋の『からくり人形』の意味。 ロボットたちにとっての本体は、脳に該当するバイオカーネルであり、人間に作られた人間形の姿態は、単なる入れ物に過ぎない。ロボットの造形とうまく合致した秀逸なタイトルです。 <広告> // 「オートマタ」2…

シンギュラリティの話

シンギュラリティに関する論点は、もはや起こるか起こらないかの問題ではなく、起こるという前提のもと、それが「人間にとって幸せな未来かどうか。」に移行していく気がする。シンギュラリティ=人工知能が人間の知能を追い越すといわれている2045年問題の…

視界にないものは見えない

人間は「自分の視点でしかモノを見れない」生き物です。【視界にないものは見えない。】視界とは、過去の経験、想像力、客観性、人間性、年齢…等の要素で構成されていて、人それぞれに固有に存在する「見えている世界。」 <広告> // まったく同じ世界は、き…

NOT GUILTY「12人の怒れる男」

18歳の少年に死刑判決が下されようとしていた。被告が貧困層の少年であること、前科があること、あいつならやりかねないとの決めつけ、民族的な偏見、弁護人の職務放棄、充分な検証なく進められた裁判の結果。少年の命は、12人の陪審員の全員一致による評決…

「食べる」に喧嘩を売る人 ヤン・シュヴァンクマイエル

「幼い頃から、食べるということが嫌いだった。」byヤン数日前に映画「アリス」を観てから、まるで蟻の巣に引き擦り込まれたような勢いで、長編3本、短編15本くらいを一気に観漁りました。完全にハメられた… 衝撃の映像作家、ヤン・シュヴァンクマイエル…

悪人

数年前に話題になった映画ですが、僕は初見でした。 「悪人」2010 妻夫木聡さん、柄本明さん、樹木希林さん、満島ひかりさん、深津絵里さん…の表情のお芝居で、各三回ずつ泣きました。みなさん、表情が素晴らしいです。 特に、柄本明さんと樹木希林さんの表…

頑張りすぎな擬態と、花が綺麗で良い匂いがする理由

ただ、ただ生きるため。 捕食者から逃れるため、あるいは捕食しやすくするための「擬態」。 海底で藻(も)と同じガラになってる魚、 木の葉にそっくりな虫、 みんな必死に、ものすごく必死にギタイしているんだけど、そもそも種の保存と繁栄のためとか言い…

つまりこういうことだと思うんだ

地球というものはひとつで、 世の中の大きな流れはひとつで、 うん、それは間違いないのだけど 人間ひとりひとりに違う世界があって、違う真実がある、それも間違いではない。 そこで…、 <広告> // よく、状況が変わったときに「世界の色が変わって見える」…

「ルーツ」と「ミルグラム実験」とハンナの言葉

「残酷な時代があったんだな~」 で済ませちゃいけない。 そこにあるのは、 現代でも変わらない… 人間の普遍的な性質だから。 「ルーツ」を観た。 1977版の再放送と、2016年版の放送の第一回。当時、社会現象にまでなった大ヒット・ドラマ。17世紀~19世紀の…

黄色人種がおススメする重い映画3つ「白いカラス」「それでも夜は明ける」「7days」

最近、終戦記念ということで、衛星放送では戦争特集が目白押し。ヒロシマ、ナガサキ、硫黄島、東京大空襲…そこにある一片の救いもない現実に比べたら、重くて暗い映画も、娯楽作品みたいなものです。そこに一瞬の救いが描かれてさえいれば…。 <広告> // で、…

歳をとると時間の経過が早く感じられるのは何故?時間は平等ではないという話

【特殊相対性理論では、ある速度で動いている観測者の時計の進み方は、それより遅い速度か静止している観測者の時計よりも進み方が遅くなることが予言され、実験的に確認されている。一般相対性理論では、強い重力場にいる観測者は、それより弱い重力場にい…

中2じゃなくても「バトルシップ」

現在、衛星放送で放送中の「バトルシップ」(2012年アメリカ)これ、公開当時に映画館で観ました。特にこれ観よう!で行ったわけではなく、ドライブと食事ついでに、たまたまやってたのを観た。これがアホみたいに面白かった。 <広告> // 「難しいこと考えた…

物事に内在する欠陥

「Inherent Vice」= 「物事に内在する欠陥」 海上保険の用語で【避けられない危険】。タマゴは割れる。チョコレートは溶ける。ガラスは割れる。(劇中字幕より) <広告> // 難しく言うと「固有の瑕疵(かし)」 ガラスを車や船で輸送すると、なにかの拍子に…

それさえあれば他になにもいらない【なにか】

人生にとって、本当に大切なものってさほど多くない。 きっとそれは 『それさえあれば他は何もいらない…という「なにか」』 まさか、最後にそんな想いが脳裏をよぎるとは、映画の5分の4までは考えもしなかった。 === 「オン・ザ・ハイウェイ その夜、8…

みんな本を読まずに本の批評だけを読んでいる。

なんだろう、今の監視社会は。 ニュースに登場する関係のない誰かに、みんなで一斉に腹立ててる。 異様としかいいようがない。 「みんな、本を読まずに本の批評だけを読んでいる。」 <広告> // ↓この映画に出てきたセリフです。 ==== 「最終目的地」 (…

感動するイイ話が、全然イイ話じゃないことが多々ある

いわゆる「イイ話」系の記事ってありますよね。「こんな感動的な話が…」と云う、かなりの確率で作り話であろう、あれ。バイラルメディアが広告収入を稼ぐためにSNSで拡散させるやつですね。好きか嫌いかと言えば嫌いですし、いろいろ嘘くさいなぁと感じる。…

ブラック・スネーク・モーン

魅力を作り出すのは……意外性。半裸の娘が鎖でつながれているポスター「セックス依存症の娘を、オヤジが鎖で繋いで監禁する映画」と聞くと、普通、ドンパチ殺しあうハードボイルドか、SMチックなマニア映画かと思うけど、ところが全然、中身はハートウォー…

ライオンBと資本主義

ライオンAはシマウマさんを食べました。お腹がいっぱいになりました。その後に、シカさんが通りがかりました。ライオンAはお腹がいっぱいなのにシカさんを追いかけるのは無駄な労力なので、無視して寝ることにしました。zzzライオンBもシマウマさんを食べ…

【ない】ではなく【なくなる】がツライということ。

僕らは「失う」ことへの準備が苦手だ。人生とは失うこと。生きるとは喪失を繰り返すこと。わかっちゃいるけど…。実際に失うまでは、なにもわからない。どれだけ心の準備をしているつもりでも、いざそうなると、実は、なんの準備もできていなかったことを思い…

仮面 / ペルソナ

【ペルソナ(仮面)】心理学者・ユングの概念で「己の外的側面」「シャドウ(影)」と共に有名ですね。生きていく上で「仮面」は必要。社交性も仮面のひとつで、自分を抑えて周りを持ち上げるとか。嫌なことでも辛抱して頑張るとか。普通の人が普通にやって…

魔女狩りは終わらない

【魔女狩り】 主にヨーロッパで15世紀から18世紀に発生した社会現象のこと。「魔女」とされた人々が告発され、裁判にかけられ時に死罪となった。大規模な集団ヒステリーや、モラルパニックの例とされる。魔女の濡れ衣を着せられ処刑された人間は数十万人にも…

この世からSMAPがいなくなっても何の問題もないですが、ヴァンパイアがいなくなったらちょっと困る。

ヴァンパイアが好きなのですよ。いえ、ホラーが好きなのではなくヴァンパイアが好きなのです。この世からSMAPがいなくなっても何の問題もないですが、ヴァンパイアがいなくなったらちょっと困る。 <広告> // 「不老不死」「血を吸わないと生きていけない…

虎穴にいらずんば飛びつき腕十字 RENA

【虎穴に入らずんば虎児を得ず】 虎の子を得るためには、虎の住む穴に危険をおかして入らねばならないことから、危険をおかさなければ成功や功名は得られないということ。(どっかの辞典より) <広告> // 大晦日の夜、RENA選手が決めた「飛びつき腕十字」に…

歳をとってからの屁理屈は最低である

性格の悪いジジイが若い娘とひたすらセックスをしたがる気持ち悪い映画。まったくお奨めできないけど、それでも、それなりに教訓はあるもので…。 「バスルーム 裸の2日間」 (原題:「Madrid 1987」2011年スペイン) 『いかにも偏屈そうな推定60代のジャー…