神威杏次 official blog

【俳優・脚本・演出家 カムイキョウジのモノローグ】主に、好きな映画の話に絡めて、神威が意味不明なことを書いているブログ。◆映画の話はネタバレご注意◆

映画

「恋愛モノ」のポテンシャル

朝、時計代わりにつけているテレビのワイドショーで、某・有名人夫婦の別居・離婚の話題が耳に入った。絵に描いたような別れ際の男と女の性質の違い、典型的すぎて凄いですね。 <広告> // そうと決めたら切り替えの早い女と、どこまでもロマンティックな男。…

欠番の理由「怪奇大作戦/第24話/狂鬼人間」

「怪奇大作戦」第24話「狂鬼人間」。 その題材から、今や放送禁止になっている欠番。今ならYOUTUBで簡単に見れるのかも知れないけど、一時は入手困難だった代物。 刑法39条 1 心神薄弱者ノ行為ハコレヲ罰セズ 2 心神耗弱者ノ行為ハソノ刑ヲ減刑ス <広告> // …

すべてはプロレス

「ビヨンド・ザ・マット」というプロレスの裏側を描いた映画がある。 2001年、アメリカ最大のエンターテイメント企業、WWF。 試合前にレスラー同士が打ち合わせをする姿を写し、彼らの日常にスポットを当て、 命がけで戦う男たちとその家族の悲哀を描いた…

湾岸道路

「元気でいろよ」のひと言を残して 彼はあの年の夏の彼方へ消えてしまった。 あとに残された彼女としては 自分もどこかへいってしまうほかに 充実した生き方はなかった。 ふたりともいなくなり 陽が射して風が吹き これ以上のハッピーエンドはどこにもない。…

座礁船JANE

宮城県沖に座礁したロシアの貨物船「JANE号」 撮影は2008年ごろだったか、映画「新宿インシデント」のロケでジェーン号をナマで見る機会に恵まれた。 いやすごかった。 これまでの人生、ナマでみた風景の中で一番「怖かった」。 早朝に現場につき、手前…

大人の恋愛小説 「小説版 あらしのよるに」

「あらしのよるに」の小説版を読んでみた。 原作者が「決定版」だと言い切るだけあって完成度は高い。 ガブ(狼)とメイ(ヤギ)の性別を明言しなかったことは、この作品を奥深いものにした要因のひとつだろうが、この小説版でメイを女性的に描いたことは原…

壮絶に生きるということ。生きるという壮絶なこと。

ひさびさに妙なシンクロニティを感じ、不思議な気分にさせてくれた映画、 「ライフ・オブ・パイ」(劇場公開中) 「ん?これって…俺が最近、考えてることに似てる。」という感覚。偶然の一致なのか、なにかの因縁なのか、こういうことはたま~にある。 この…

嫌悪感の正体

ジョン・カーペンター監督の「ゼイリブ」と云うSF映画があります。普通に娯楽モノとしてかなり面白い映画だけど、この映画が訴えかけている事…テーマはかなりブラック。そして、映画から25年近く経った今、カーペンター監督が危惧したことは、まさに現実…

重い映画の名セリフ集 「セブン」「オールドボーイ」「アメリカン・ヒストリーX」

我が家に大型液晶テレビが導入された。 世の地デジ化商法にまんまと乗せられるのが悔しくもあって、また、普段さほどテレビを観る人でもないので、まぁそのうち、くらいに考えていたんだけど、買ったら買ったで、やはり大画面で映画を観れるのは嬉しい。 <広…

ラストシーン

「ふたりの5つの分かれ路」(原題「5×2」)と云う映画があります。 ある夫婦の出会いから離婚までの間の5ッのシーンを切り取って描写しているのですが、第一章は、離婚の準備をしている険悪な二人のシーン。 そこから…出産…結婚…と遡っていき、最終章は…

重~い映画が好きな理由

ず~っしりと重い映画が大好きだ。 自分に限らず、ストーリー的に、結末的に「救いようのない」映画が好きな人の心理は?などと考えてみて…ひとつの答えに至った。 好きな「重い映画」はいくつもあるけど、 中でも、特に好きな映画がある。 「ドッグヴィル」…

最低な映画

ここのところ、最低な映画を続けて観ている。 別に、わざわざ最低な映画を選んでいるのではない、たまたま「最低」な映画が何本か続いた。 しかし、同じ「最低」でも、賞賛の意味がこもった「最低」と、ただどうしようもないだけの、本当の意味の「最低」と…