神威杏次 official blog

【俳優・脚本・演出家 カムイキョウジのモノローグ】主に、好きな映画の話に絡めて、神威が意味不明なことを書いているブログ。◆映画の話はネタバレご注意◆

悪魔の子供

子供の頃、鏡の向こうには、こちらの世界とは

すべてが反対の、別の世界があるのかも知れない、

などと考えてみたことがある。

 

反対…つまり、左利きが多数派で、字も反転していて、

時計は左回りにまわる。そんな世界があって、

お互いの世界は、鏡を介して覗きあうことができる。

今、自分が鏡をみている時、向こうの世界では、

向こうの自分が、同じく鏡をみているというわけ。

そういえば、8歳の時、深夜2時に合わせ鏡をして

悪魔の子供を捕まえようとして未遂に終わった。

 

大人になり、常識なんてモノに囚われだしてから、

なにかをした結果が、面白くない結果に終わることが

増えた気がする。

 

常識は、退屈という友達を連れてくる。

 

常識的なものか、やや常識から逸脱するものか、

の二者択一で物事を選択し、

常識的だという理由で前者を選んだ場合、

大抵の場合は、やはり、面白くない結果に終わる。

他のフィルターはさておき、少なくとも、

常識的かどうか、という観点を、

決定をくだすための指針にしてはいけないようだ。

 

普通はこうだから、

他の人もそうだから、

他人と、世間と同化していないと不安だから、

「赤信号、みんなで渡れば怖くない」から、

…う~;ん、それも否定はしないけど、

誰も渡らない赤信号を渡るから、得るものが

あるのではなかろうか?

あるいはどうせなら、

「青信号、なぜか渡らず待ってみる」

のほうがまだ面白い結果になりそうだ。

 

「他人と違うこと」に価値観を見出すほうが、

なにかと得策だと思うのだけども。

 

いつか、悪魔の子供を捕まえてやる。