神威杏次 official blog

【俳優・脚本・演出家 カムイキョウジのモノローグ】主に、好きな映画の話に絡めて、神威が意味不明なことを書いているブログ。◆映画の話はネタバレご注意◆

最も妊娠しやすい体温

意外に思われるかも知れないけど、恋愛映画は大好きだ。

 

いや、恋愛…って単語のイメージがあまり好きではないので、言い直すと「男と女の映画」。

 

人間の本質や生き方を考えるには、男と女という普遍的な題材が最もわかりやすい。

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名作と言われる恋愛映画で、ほぼ共通して描かれるのは「自己犠牲」と「一蓮托生の想い」。「愛とはなにか?」の答えは、その2つに集約される。そして、そこに至る入り口がセックスであれば、さらにリアルになる。

「だって好きだから」…理由はそれだけ。その問答無用さが心地良い。

 

男と女に限らず、人間関係の方法論は

「なにがあっても味方でいること。」

肯定するか否定するかの意味ではなく、どっちにしろ味方でいること。それができなくなった時、関係は希薄になる。

 

そして、男と女の約束事はひとつ…相手を孤独にしないこと。

 

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「ベティ・ブルー 愛と激情の日々」(原題:37°2 le matin)

1986年フランス。

 

原題の「37度2分」は、最も妊娠しやすい体温、なんだとか。

 

いやー後半重い。重いの好きな僕でさえ重い。でも、物語が重いほど、前半で描かれる二人のラブラブ時の姿が切なく見えるので、構図としては大好きです。全編を観た後に、最初の10分を見直すと、いい。

 

ちなみにこの映画、のちにシーンを追加した「ベティブルー・インテグラル」と、インテグラルからボカシを排除したノーカット完全版がある。

 

絶対的に好き嫌いの分れる映画ですがいろんな意味で観る価値のある映画です。

 

見ようによっては「単なるバカップルの話」なのですが、

男と女なんて端からみたら大抵はバカップルだ。

 そこがむしろリアルで良い。

 

汗ばむ真夏…その不快さを受け入れる感覚は、ちょっと恋愛に似てる。

 

 

ベティ・ブルー インテグラル 完全版 (ノーカット完全版) [DVD]

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  • 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
  • 発売日: 2002/09/06
  • メディア: DVD