神威杏次 official blog

【俳優・映画監督・脚本家 カムイキョウジのモノローグ】

2008-01-01から1年間の記事一覧

SOS

数ヶ月前、 近所のレンタルビデオ屋さんの店頭にこんな張り紙が。 「レンタル利用が激減していて、このままではお店を維持できません。皆さん、もっとレンタル利用してください。」 さらに、営業時間を夕方6時から深夜1時までに変更、との告知。その文面の…

俳優休業

今週、ドラマの撮影が終わったら、しばらくの間、俳優休業宣言です。 3ヶ月なのか、半年なのか、期間は未定ですが。ここのところ、例年に比べたら撮影に出る機会が多く、現場感覚も取り戻してきた矢先、ちょっと残念だけど、そもそも、1997年以降は半分以上…

宣伝アンド近況

ごぶさたです。長らく更新せずスイマセン…。 ひさびさのブログでなんだろね?と思わせつつ今回は、単なる宣伝と、ついでの近況報告です。最近、なんだかちょっと俳優づいてます。 今は、俳優に全力投球、というわけにいかない事情もあり、年間、ほんの数本し…

悪魔

『企業は法人という人格を与えられ「人」として 扱われます。じゃあ、企業をひとりの人間として 精神分析したらどうなるか? 症状=「極端に自己中心的で他者への思いやりがない。」 「慢性的な嘘つきで後悔や罪悪感が無い。」 「自分の行動に責任が取れない…

原点

100本目の撮影に入っています。 もちろん、映画・ドラマ・Vシネマなどの映像作品の出演回数です。レギュラーや2話出演は1本と数えてのものなので、正確には「100作品目」ってこと。 ただ昔から「やりたくない仕事10本よりは、やる気になれる仕事1…

ラストシーン

「ふたりの5つの分かれ路」(原題「5×2」)と云う映画があります。 ある夫婦の出会いから離婚までの間の5ッのシーンを切り取って描写しているのですが、第一章は、離婚の準備をしている険悪な二人のシーン。 そこから…出産…結婚…と遡っていき、最終章は…

選択ミスをしないためには、選択をしないこと

大学教授にしてギャンブル王…植島啓司さん。 「常識・道徳がなんぼのもんや」「人間は、快楽のために生きている」なんて事を理路整然と論理展開する様が小気味良くて大好き。 この方が、著書の中で「選択ミスはなぜ起きるのか?」という事を書いてらっしゃっ…

公衆電話ボックス

1980年前後、当時、中高生だった僕らにとって、「公園の公衆電話ボックス」は特別な場所だった。 当然まだ携帯電話もないし、留守番電話さえ普及したのは1985年頃だから、電話といえばダイヤル式の黒電話、それも、今のように部屋ごとに電話があるなんて…

話せばわかる

ハンドボールの再試合が物議を醸している。 アジア・ハンドボール連盟の会見をテレビで観た。あの、ターバン巻いた、連盟のお偉いサンの会見。そこには「あきらかに不公平な判定だった事実」に対する負い目など微塵も感じさせない徹底した「自分たちの真実」…

因果応報になる理由

「因果応報」って、ありますよね。 ほんと、不思議なほどに、自分のしたことが自分に帰ってくる。 ただの偶然じゃなく、なにか根拠があるに違いない…などと考えた結果のお話。 例えば、スポーツの世界で、中堅選手と若手選手がいるとします。年齢は、仮に、…