人間の脳のメモリーには限界があり、
すべてのことを常に覚えていると脳が疲れてしまうから、
当面重要でないことを一時的に忘れる機能がある。
普通は、必要な時に思い出して処理を始めるのだが、
忘れたままの状態で、それに関わる行動を起こせば、
それは、無意識の行動、となる。
泥酔して意識がなくても、ちゃんと家に帰れてしまう、みたいなものか。
例えば、子供は、親の表面上の言葉ではなく、
その言葉や行動の裏に潜む無意識を見て育つ。
僕らも、人と接する時に、
無意識に、その人の無意識を読み取ろうとしているはずだ。
言葉で嘘はつけても、無意識で嘘はつけないから。
言葉じゃない…やはり「想い」が大事なんだろう。
すべてにおいて真摯に…。