昨日は、映画「あばしり一家」の初号試写(関係者試写)。
試写に、原作者の永井豪先生が観にいらした時点で舞い上がる。
上映後、挨拶させていただいたのですが、もう完全に舞い上がって「先生の大ファンです」ということを伝えるだけで精一杯。
以前にもブログやコラムで何度か書いたことがあるけど、この世界に入ってから、現場で大スターに会ったり芝居で絡んでも、仕事という意識が強いせいか特に感激することはない。
でも、幼い頃に見ていたモノは別格。
純粋に素人に戻って感激してしまう。永井豪先生など、その最たる存在。恐れ多くて、一緒に写メをとらせてくださいとさえ言えなかった。
これは、神威史上、最大の後悔になっています。
2ショット写真、撮らせてもらうんだった!
幼い僕の思考回路から「勧善懲悪」なんて甘っちょろい感覚を消し去ってくれたのが「デビルマン」であり「あばしり一家」だった。以後、バッドエンドが好き、重たい映画が好き、なんて嗜好になったのは永井豪作品の影響が大。
先生の作品の中でも、この「あばしり一家」は意外にも初実写化。仮面ライダーやウルトラセブンと「戦った」時の感激と同類の感動。子供の頃に読んでいた漫画のキャラクターをまさか自分が演じるとは、その時は夢にも思っていなかったなぁ、とか。
やっぱり特撮の世界はイイ。
大の大人が寄ってたかってヒーローごっごで遊んでいるようなそんな感覚が心地いい。
この作品の報告だけは、
ダークサイドなカムイブログのトーンを無視して、明るいまま、〆るとします。