ジョン・カーペンター監督の「ゼイリブ」と云うSF映画があります。
普通に娯楽モノとしてかなり面白い映画だけど、この映画が訴えかけている事…テーマはかなりブラック。そして、映画から25年近く経った今、カーペンター監督が
危惧したことは、まさに現実のものとなっている。
内容はwikipediaで「ゼイリブ」と検索すれば詳しく書いてあるので、興味ある方はそちらを…。
いつからか、俺は、テレビに対して嫌悪感を覚えるようになっていた。
この、妙な腹立たしさ…これは何だろう?と不思議に感じていた。
あるいは物質主義…
あるいは、富俗層が自分たちの立場や資産を守るために庶民を洗脳する構図…彼らが作り上げる「偽の世界」で生かされる人々…
テレビに感じる嫌悪感は、おそらく気のせいではないだろう。
誰かが、なにかの意図で…。
俺たちは、いい加減に眼を覚まし、映画の劇中で登場する「真理が見えるサングラス」を装着する必要があるのかも知れない。