かんたんなことが一番難しい。
世の中の大抵のことは、めちゃシンプルにできている。本質的には、かんたんにできている。
だから、進む時は、いとも簡単にスイスイ進む。
だから、袋小路に陥ると身動きがとれなくなる。
本質が簡単すぎるから、その簡単なことができない場合に他に打つ手を見いだせなくなる。
難解なほうが気は楽だ。
問題点を細分化して、因数分解して考えれば、なんとなく考えてる感を味わえるし、
それで満足しちゃったりする。
できないことを無理にやろうとすることも、努力と勘違いして充実しちゃったりする。
できることをやったほうが簡単なのに。
そこになにかある…と認識するのは早いが、
そこにはなにもない…と理解するには時間がかかる。
なにもないほうが簡単なのに。
なるべくシンプルにモノを考えたい。
きっとその先に正解がある。
だけど…みんなそれができない。
簡単すぎて、かえって難しいから。