【虎穴に入らずんば虎児を得ず】
虎の子を得るためには、虎の住む穴に危険をおかして入らねばならないことから、危険をおかさなければ成功や功名は得られないということ。(どっかの辞典より)
大晦日の夜、RENA選手が決めた「飛びつき腕十字」に鳥肌が立ちました。
瞬間的に「うわっ!」と叫んでしまった。あまりのカッコよさに。
あれは美しい。
なにが美しいかというと、失敗したら後頭部から転落するかも知れないし上に乗られてしまうかも知れない。いろいろ覚悟のうえで、相手の懐に足から飛び込んでいく。そのリスキーさが美しい。
感動はリスクの最大化とそれを跳ね返して目的を成就する姿で成り立つ。
虎穴にいらずんば…
人間、成功体験の前には、少なからず、虎穴に飛び込んだ瞬間があるものです。後から思えば…良くあんなことしたなぁ、もう二度とできんわ、レベルの。アホだからできた、レベルの。
身近な生活の中でも、ちょっと勇気を出したら物事が好転した。なんて当然にありますよね。そして、結果、その好転具合がえらい早いのも、いらズンバ効果の特徴。
もちろん「おじゃましま~す」とか言って虎穴に入るなり、トラに立ち直れないくらいボコボコにされて帰ってきたりもしますが。
もう虎穴やだ、みたいな。
なにかしら得られるのは間違いないんだけど、みんな傷つきたくない。
偉そうなこと言ってる神威も、さすがに最近はビビッてなかなか入っていけないです。向こうから入ってきたら戦いますが。
虎サイドかい。
でも、傷ついてもいいや。プライドなんて屁みたいなもんだ。別にどう思われたっていいや。って思ったら、割と簡単に動けるんでしょうね。
素直になること。
まぁ、なにかを変えたきゃなにかを思い切るしかない。当たり前のおはなし。
みなさん、いろいろ飛び込みたいとこに飛び込んでください。
腕の一本も折られるかも知れませんが。折られてももう一本あります。