いや、別に「ちょっとイイこと言おう」なんて気はサラサラないのですよ。SNSで良く流れてくる「ちょっとイイ話」なんて大嫌いなのですよ。
でも、最近、とても小さなことで気持ちがザワザワしたことがあり…。
【「勝つ」ってどういうこと?】というお話。
いきなりどした?って話ですがね。
病んでるわけではないんで、ご心配はいらないんですが。
とてもとても小さなことだけど、ある事が、少しばかり思い通りに進んだんですよ。つまり相手に勝った状態です、一般的な言い方をすればですが。いや、本当に些細なことで、話すと笑われる程度のことで、その話自体はどうでもいいんですが。
要は、勝ち負けでいうと勝ってるはずなのに、なんか気持ちがザワザワして落ち着かないわけです。それは自己嫌悪といってよくて、つまり少し言い過ぎちゃったと。必要以上に。そこから、過去の自分の至らないエピソードまで思い出して、どんどん気持ち悪くなる。
そこで「勝つってどういう事?」なんですね。
じゃ、ちょっとイイこと言いますね。
準備はいいですか?
わざわざ一行あけますね、ブログっぽく。
勝つとは…「与えること」。
うん、イイこと言ったぞ。
もちろん、僕ごときが他人様になにかを与えられるような偉い人ではございませんが…だからザワつくわけですが。
大抵の人が、相手をやりこめることを勝ちだと誤解しがちです。僕もそう思ってました。特に若い頃は。
でも、仮に「相手をやりこめる」「潰す」ことが勝ちであるなら、WIN-WINという関係が成立しなくなる。「お互いにやりこめあう」って意味になっちゃいますから。お互いに潰しあってL0SE-LOSEならありうるけど、WIN-WINはあり得ない。
逆にいえば、WIN-WINこそ最高に勝ってる状態なのかも知れません。与え合ってるって状態ですね。
よし、イイこと言ってるね。
あきらかに勝ってる(つもり)なんだけど、ボロ勝ち(のつもり)なんだけど、気分が悪い。妙に気持ちが変にざわざわする。いや、そこでザワザワしないなら救いようがないんですが。
それはつまり、勝ってるつもりなだけで、実は勝ってないからです。何も与えず、奪っているだけ。抑えつけているだけ。
イイこと言い過ぎだよね。
それって、下手したら10年後くらい後に気づいて後悔します。自己嫌悪の嵐になります。あの時はイイ気になってたなぁ、なんて。
僕なんて、そんな自己嫌悪の嵐です。若気のイタリが走馬灯のように…。ごめんなさい、バカだったんで。あ、今もたいして変わらないや。
ま、若い頃はそれくらいガツガツしててちょうど良いんですがね。
いや実際、誰かに何かを与えたときに「勝った」という確信と満足感が得られる。そんなものですね。いやそれは本当。
あ、マジメに〆ちゃった。