神威杏次 official blog

【俳優・映画監督・脚本家 カムイキョウジのモノローグ】

高円寺の大スクリーンとガサキング誕生祭。

2019.9.8、東京・高円寺
「ハートボイルド・フィクション」プレミア上映会

【大スクリーン&劇場音響】

 座・高円寺2の大スクリーンは、想像以上に「うわ!映画館!」でした。大画面&劇場音響での上映は、あらたな発見の連続。

 画面が大きいことで…観る側が「どこを見るか」の選択も変わる。同じ箇所を見ている滞空時間も変わる。そもそも、自宅のテレビで見た時と比較して、同じシーンを見ているのに五感で感じることが違う。嫌というほど繰り返し観た自分の映画で、数ヵ所、初めて感じる感覚がありました。個々の俳優の印象も、また違った部分が強調されて新鮮だったり。「あれ?このカット、こんなにエロかったっけ?」とか。

 いつになっても、どこまで行っても、何をしても…勉強ですね。

 もちろん映画だから、最初から大画面を想定して作っているつもりですが、正直、実際に大きな画面で観て「あ、しまった」と反省する部分も「してやったり」とガッツポーズする部分も両方ありました。「してやったり」の部分を観た時には、あらためて、自分はドラマでもYouTube動画でもなく「映画を作ったんだ」と実感できて嬉しかったです。

 皆さんを、狭い劇場のパイプ椅子ではなくゆったりした座席に御案内できたこと。そんな環境で自分も一緒に映画を観れたこと。そんな状況のすべてが嬉しくて、なにもないゼロの状態から良くここまでの状況を作ったなと我ながら驚きつつ、ひとつのゴールを走り抜けたことに本当にホッとしました。

▼当日の様子(画像)は、神威組WEBのほうに…


2019.10.5~6 兵庫・尼崎
【ガサキング誕生祭】

 6月に続いてお声がけをいただいた尼崎・三和市場での特撮イベント。前回に引き続き、望月祐多さん(※)と「仮面ライダーJ」トーク。翌日には、平成ウルトラセブン・サトミ隊員の鵜川薫さんと三人の「平成ウルトラセブン&セーラームーン」クロストーク。…って、ほぼ爆笑会話で終わりましたが。

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▲悪役・ガライにも「ピアスを弾く」という変身ポーズがあるのです。

あってよかった変身ポーズ。

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▲神威・鵜川さんは15年ぶり。望月さん・鵜川さんは25年ぶりだとか。えっとこれは「セーラームーン・ポーズ」らしいです。ちなみに画像の右奥にいらっしゃるのは平成ウルトラセブンの中の人…高橋和司さん。

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▲メトロン星人ヴァージョンのサイン。他にも「妖怪・ザ・お正月」と「カルロス東郷」なんと「あばしり直次郎」のサインオーダーも。

 さらに、即興映画撮影(ほぼ即興で撮影して、その日のうちに編集→2日目の閉会式の前にファンの方と一緒に上映を見る…という主旨)では、「機動刑事ジバン」トークでゲスト来場されていた、間下このみさん、所宏吏(日下翔平)さんとも共演。お二人とは初対面。

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▼▲MCは伊井たこすけさん(下)と、にしね・ザ・タイガーさん(上)

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▲真ん中のたこすけさんは、実は、11月の「ハートボイルド・フィクション」大阪上映実現に関して、物凄く尽力いただいた恩人でもあります。

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▼会場はとっても趣のある昭和のシャッター街

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 このイベント、トークの時間に登場するだけでなく、一日中、市場の中でファンの方と交流をしている感じになるので、常に誰かに話しかけられる状態w おかげさまで、ずーっと誰かと喋っていた気がします。楽しく充実した二日間を過ごさせていただきました。関係者の皆様、お越しいただいたファンの皆様、ご一緒させていただいたゲストの皆さまに感謝です。

(※)望月さんの「ゆう」は正しくは「示」に「右」

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▲しっかりと「ハートボイルド・フィクション」の宣伝も。


2019.10.7 大阪・十三
【シアターセブンさんにご挨拶に…】

 尼崎からの帰り道に、11月10日(日)に「ハートボイルド・フィクション」を上映いただく、十三のシアターセブンさまにご挨拶&会場の下見に伺いました。話題作「メランコリック」の横にチラシを置いていただき、まるで話題作のようです。

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▼大阪プレミア上映、詳細&チケットのご案内はこちら。

そんなこともこんなことも、ただただ感謝!です。ありがとうございました。

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 さて、次は、11月の大阪上映に向けて動きながら、次回作の脚本構想へ。

 はい、またゼロに戻るわけです。

 ゼロ地点から見るゴール板はとても小さくて、途方もなく遠い場所に感じます。どこまで行くか自分でもわかりません。ただ、もう少し、走ります。まだ言葉に出せない、内に秘めたる想いは…そのうちいつか。