神威杏次 official blog

【俳優・映画監督・脚本家 カムイキョウジのモノローグ】

コレの関係者試写とアレの再々演

 先日『アンナ-Anna-』の関係者試写でした

 自分の頭の中にしかなかったものを可視化して、まずは最も近い関係者である出演俳優陣に披露する会…自分以外の人間に見せるのはこれが初めてですから、映画が世に出ていく第一歩目ということになる。

 ひとまず、そこまで到達できてホッとしました。 

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 その2日前が僕の誕生日だったため、みんながサプライズのバースデイケーキを用意してくれました。嬉しいものです♪ 

 打ち上げではまた深夜まで…来年のカムイ組の構想なども話しつつ、そこから案が広がる…夢は広がる的な。

 さて、映画は「本番」である11月17日の上映会まで虎視眈々と待機させます。

▼イベント詳細&チケット予約、こちらから。

movie.kamuin.com


 翌日は、うってかわって、12月に本番となる舞台の顔合わせ&初回本読み。

 正直「舞台はもういいや」くらいに思っていた昨年暮れ。馴染みの舞台プロデュースチームから「アレの再演をやりたい」とのオファー。アレとなれば話は別で、なにより自分が観たい。

 今年のはじめ、マイ・ガールの構想に入る前に、今回用のリライト脚本は書き上げていた。

 あの脚本に限っては、やるからには完全渡しっきりにはできないので「脚本・監修」という形で現場に関わります。稽古場にはたまに顔を出すだけで、俳優演出は現場に任せますが、裏で、音楽や全体イメージの構築などを。

 アレ…『獰猛犬』の再々演です。

 もう15年前の脚本、2004年に作・演出で初演をやった思い入れの強い「獰猛犬」が、ついに3回目の上演。初回本読み…あの懐かしいセリフに、また新しい俳優さんたちが命を吹き込んでいく光景を聞いていると、そりゃ感慨深いものはある。

 また、来年の映画構想に向けて、新たな役者たちとの出会いの機会でもあり、僕としては嬉しいこと。

 もちろん、監督という立場に加えてイベント全体のプロデューサーでもある11:17の上映会に全力投球!なのは言うまでもないですが。並行して、年内に、実はこんなこともやりますってお話。

 個人的にテンコ盛りの2018年。全部終わった時にはすっかり師走の風が吹いているはず。