2019年11月10日、大阪シアターセブン「ハートボイルドフィクション-神威杏次大阪凱旋上映会-」。 神威組初長編映画『ハートボイルド・フィクション』。当時、自分にあったのは、ただ「撮りたい」という想いと50万円の持ち出し製作費だけ。劇場公開も映画祭が…
2018年から「最も早く撮れる方法」で映画を作り「最も早く劇場公開する」方針で、ここまで走ってきました。その加速度から来るGはそれなりに強く、カラダがはち切れそうになるけども。 神威映画は、通常の自主製作映画が辿る道筋とは少し違うタイムスケジュ…
※ネタバレ改訂版(2021/2/8)映画の結末に触れています。 「スモーキー・アンド・ビター」sideAの脚本展開は、起承転結の転までは普通の物語展開で進みますが、転から結に向かうあたりで、定石から外れた「あるいびつな方向」へ向かわせています。 そんな「…
ものすごく誰かに怒られそうなことを書いてみます。あるひとつの思考です。 虎と人間が戦ったら虎が勝つでしょう。個体として強いのは虎です、でも人間は繁栄していて虎は絶滅危惧種です。人間は、個としての戦闘能力に劣っていたために、個ではなく全体とし…
1997年頃、当時33歳の神威は「監督映画の実現」に向けて奔走していました。映画に限らず、自己を発信する方法が多種多様ある現代と違って「プロか素人か」オール・オア・ナッシングの時代、映画を撮りたければ大手映画会社の企画室を正面突破するしか方法が…
2019年初頭からの長~い道のりが一旦のゴールを迎えます。いや、2018年からの…ですね、昨年の短編2本から、同じスタイルで長編を撮る…が今回のコンセプト。 同じスタイル…とは「できる限りの事は自分がやる」今の自主製作スタイルのことですが、第一の理由…
2019年7月1日、9月8日「座・高円寺2」上映会のチケ発。 「やっと、ここまで来たか」というのが感想。 今年の初頭からずーっとこの映画のことをやってきて、撮影終了からは編集とクラウドファンディングの準備、チケット発売の準備…と、引き続き過密な日々を…
話題のハリウッド感動系映画には、原則として興味の薄いカムイですが…。 SNSで、大の大人がこぞって「泣きまくった」という感想。ちょっと尋常じゃないレベルの反響に「なにがあるんだ?」と気になって確かめに行ってきた。 はい、号泣しました。そして理由…
2018年11月17日(土)秋葉原ハンドレッドスクエア倶楽部にて。 2018年に製作した短編映画2本のプレミア上映会を行いました。saii監督作2本と合わせて、合計4本一挙上映のイベント。 まずはなにより、当日、舞台挨拶に集結してくれたキャストたち、観に来…
「実は、今度、●●さんが日活に入ってくることになりまして…。」 詳しい話は割愛としますが、大筋の流れは以下の通り。 ①ある力のあるプロデューサーが日活に入ってくることになった。 ②今後、日活内の企画はすべてそのプロデューサーに一任される。 ③ここま…
(前回から続き) 「脚本読みました。面白いと思います、一度、お話を伺いたい。」東宝の担当者の言葉を夢心地に聞いた僕は、俳優Tとともに、東宝本社に向かった。 部長室で、いろんなお話を聞かせていただいた、そして、僕の書いた「JIGSAW」の脚本につい…
人生で「山が動いた」と感じた瞬間が何度かある。これは、当時33歳の神威の「ある闘い」の記録。 『電話の主は、日活のプロデューサーY氏だった。「神威さん、来年のラインナップの中で2本とも行きます!スタッフを集めておいてください!」飛びあがった。…
神威が作る作品はハードボイルドです。 すっかりそういうイメージになっているし、実際その通りです。ただ、そもそもハードボイルドというものを間違って認識されている方も多く、ただカッコつけて銃を撃ちまくったり、悪者をやっつける…みたいな。 まったく…
以下は、2000年頃、俳優・現役時代の神威がHPに書いた記事です。以後、特撮ファンの方が各所でこの記事について言及してくださっているのは知っていましたが、いつしか、HPリニューアルのタイミングで消していました。最近、この記事がwikipedia「特捜エク…
【今回、いつにも増して長文ですが、音楽の著作権に関するお話なので、映画や舞台で音楽を使用することのある方にとっては、それなりに面白いかも…です。】 「これだ!」「これしかない!」 映画や舞台に係るもろもろの著作権に関して、僕はきっと、普通の人…
状況が悪を作る。性格や人格は関係ない。 与えられた状況によって誰もが悪魔化する可能性を秘めている。どんな状況でも「自分自身」でいることがいかに難しいか。 僕らは、常に、自分が邪悪にならないように努力し続ける必要がある。 スタンフォード監獄実験…
その昔、人間は、天に届く道を作ろうと「バベルの塔」の建設を始めたんだってさ。 物凄く高くてね、従業員が生活できるように途中に街があるような塔。随分長い間、大地を踏むことなく作業するんだ、みんな。 それが完成したら、天まで登れるんだから、すご…
ある星の人が、人類を救うためにやってきました。 ある星の人は、人類に「生き残るために」ある言語を伝えようとしました。その言語を理解することによって、時間や空間の概念が丸っきり変わるようだ。 人類が救われるには、現在の概念を変える必要があるら…
僕にとっては聖典なので観ないわけにいきません。 魂をえぐられたように号泣しました。 地上波では絶対に放送できない、美樹の「あのシーン」があります。タラちゃんはタロちゃんに名前が変わって、最期は原作から改変されたけど衝撃的に泣けます。「これが…
天性の戦闘力を感じる。 マウントポジションを取った相手の顔面、それも鼻っ柱を狙って、ここぞとばかりに拳を叩き落す姿は、とても「弱者の悲痛な訴え」には見えない。 マウントを取ってからの戦い方で、人間性や度量がわかる。彼女の中に、マウンティング…
2017年11月8日未明 元・大阪松竹歌劇団(OSK)芝のり子 永眠しました。享年80歳。 引退から50年以上が経過し、母の現役時代を覚えている方も少ないと思いますが、5年ほどの短い期間ながら、母はきっと多くの方のご助力で、多くの方に愛され、輝かしい時…
「早く忘れたほうがいい。」この場合に忘れるのは「記憶」ではなく「感情」。 人間には、忘れるという素晴らしい機能がある。悲しみから立ち直れるのも、時間が解決してくれるのも、忘れることができるから。 ただ、起こった事実を本当に忘れているわけでは…
「ブレードランナー2049」公開初日に鑑賞。 ネタバレは、事前に読んでも問題ない範囲に収めてはいますが「100%何も知らずに映画を観たい!」という方は読まないでください。 以下、ほぼ旧作についてのお話で、ストーリーや核心部のネタバレは避けていますが…
「怒りが君を幸せにしたか?」 映画『アメリカン・ヒストリーX』の名セリフです。 ひとりのバカの身勝手な怒りの感情が、どう転んでも誰も得をしない状況を作り出し、よりによって最悪の結末となった東名道路の事件も、怒りが招いた悲劇。怒りだけの問題で…
『俺はお前たち人間には信じられない光景を見てきた。オリオン座の近くで炎を上げる戦闘艦。暗黒に沈むタンホイザー・ゲートのそばで瞬くCビーム。そんな記憶も、時と共に消える。雨の中の涙のように。…死期が来た。』 ブレードランナーは「命」の物語だ。 …
ペットショップの前を通ると嫌な気分になる。 人間の都合で、人間に好かれる個体を作るために、無理やりに近親配合されカラダの弱い子が生まれる。カラダが弱いという宿命を背負って一生を生きることがどれほど辛いことか、想像もしない。 人間なら倫理的な…
AR(拡張現実)を検索して適当に読み進んでいたら…。 なんでもそのうち、例えばすごい技術を持った名医Aさんの脳内データを、遠い場所にいるBさんの脳内に一時的にインストールすると、まるでAさんがBさんに乗り移ったかの如く手術できるようになると…
人間には学習能力がある。…あるのだけど。 そもそも学習できるのは「自身の経験から」だけで、実は、他人のフリ見て自分のフリを直してなんかいないじゃないの?ってお話。 他者から学べるくらいなら、人類はとっくにもっと成熟した大人の集団になっていなき…
先日、BSにて「ブレードランナー」の放送があったので随分ひさしぶりに観た。今さら語るまでもないSF映画の金字塔ですが。 一昨年は「バック・トゥ・ザ・フューチャー」の30周年で、あれやこれや検証がされてましたね。1985年当時に描かれた2015年について。…
いや、別に「ちょっとイイこと言おう」なんて気はサラサラないのですよ。SNSで良く流れてくる「ちょっとイイ話」なんて大嫌いなのですよ。 でも、最近、とても小さなことで気持ちがザワザワしたことがあり…。 【「勝つ」ってどういうこと?】というお話。 い…