「集中力」の意味について、感じる事がある。
集中力というと、大抵の人は<
「とにかく、ひとつの事に集中する力」
「他の事を忘れて、何かに没頭する力」
と思いがちだ。
いや…それであってるのかも知れない。
きっとそれもあってる。
ただ、少なくとも自分に必要な「集中力」とは
そういう意味ではなかった。
ここ数年、やろうとした事が多すぎたせいか、
闇雲に、目先の「今、やるべき事」に気をとられて
その他の「それもやるべき事」を中途半端な状態で
ほったらかしにしてしまっていた。
「今はそれどころじゃない!」てな具合。
だから、なにかに集中しようとしても、
どうしても他の事が気になってしまい、
結果、どれも手につかない。そんな悪循環。
「やるべき事」にとりかかる時点で、
その他の「それもやるべき事」について、
明確に、優先順位やプランを整理しておく必要があるらしい。
憂いなく、優先順位一番の仕事に取り掛かれるように。
要は、ただでさえ集中力のないカムイが何かに集中するには、
もうそれしかする事ないってくらい、
他の事を先に片付けてしまう必要があるってことか(w
真面目な話…集中力とは、
無理やり気味に他の事を忘却してなにかに集中する、
ではなく、むしろその逆で、
自分に係わるすべての事項について併行して考え、
整理して、今やるべき事を導き出す力=集中力…らしい。
「なんだか仕事に集中できない。」「先に進まない」
と感じている人がいたら、ふと手を休めて、
「他に…なんか気になってる事、あったっけ?」
と考えてみるってどうでしょ?
あるなら…そっちを先にクリアするのが先決、かも。