ナンバーワンよりオンリーワン…なんて言い方に感動している感じがウザい。
オンリーワンて、どこか傲慢なイメージがあるのです。
ナンバーワンでいいやん。
<広告>
====
「ナンバーワンにならなくてもいい。元々特別なオンリーワン。」ってことなんだけども。英語の意味や言葉をちゃんと考察するつもりはさらさらないんですが。
ただオンリーワンって言葉のニュアンスが嫌いなのです。
歌詞として言いたいことはわかりますよ。
元々、マッキーは「誰かにとって特別な人であればいい。」って意味で書いたと思うのですよ。それはそれでいいのですが、オンリーワンって「ひとり」ってことじゃないですか。いや、二人くらいはいてもいいんじゃないのって。そこでナンバーワンでいいやんって。
どうもパっと聞いた感じ『私は特別な人』風の傲慢なイメージがするのです、オンリーワン。自分で自分を評価しているだけの印象なのです。謙虚さがないのです。誰かにわかってもらおうという努力を放棄しているのです。どんだけオンリーワンに偏見あるんよ。
いや、グループが二人でもいいから「その人との二人のグループの中でナンバーワン」でいいやん。最低限のナンバーワンでも。
夫が、女房が、オンリーワンじゃないけどナンバーワン…ってことあるかも知れません。あったら少し面倒ですけども。でも、他に何人かナンバーワンがいてもいいじゃないですか。いいのか。
バンドの中で一番人気がギタリストだったとしても、ドラム・ソロの時にはドラマーがナンバーワンになるじゃないですか。
ナンバーワンを決める基準はひとつじゃないじゃないですか。
まー同じ意味でオンリーワンって言ってるのでしょうけど。
ナンバーワンにならなくてもいい…んじゃなくて、ナンバーワンになれる土俵のひとつくらい必要なんですよ、それが例え二人だけのコミュニティでも。相手に対して努力する必要はあるのですよ。他の誰も理解しないけど、私はあの人の味方よ。…でもいいのです。それ、ナンバーワンなので。
親にとって子は、オンリーワンじゃないけどナンバーワンなんですよ。子供以外に大切なことが他にもたくさんあるけども、普段はほったらかしにしているけども、でもナンバーワンに違いないんですよ。好きとは限らないんですよ。大嫌いかも知れないんですよ。
簡単にいうと「しょうがねぇなぁ。」なんですよ。
『ペーパームーン』
(1973 アメリカ)
めちゃくちゃ面白いんですよ。
いつもブログで映画をお奨めしておきながら、ぜひ観て欲しい映画って実はあまりないのだけど、ただ自分が好きな映画のことを書いてるだけだから。
でも、これは本当に、ぜひ観て欲しい!と思う映画です。